重課金ユーザーとなったきっかけは?
ある日ふと始めた乙女系ソーシャルゲームアプリに、気付いたら100万円課金していた…!
実話です、私のことです。
とくにアニメ等のオタクではなかったのですが、通勤電車の中とかでやろうかなーっと思い、ツイッターの広告で流れてきたアプリをダウンロード。
ミュージカルものの音ゲーです。過去に演劇をやっていたことがあり興味が湧いたのと、イラストにもクセがなく曲もよさそうだったので軽い気持ちで始めました。
「沼」に足を踏み入れた瞬間でした…
ガチャがやめられない。理由は「承認欲求」⁉︎
声優さんのことも全然知らず、秋葉原なんて行ったこともほぼなかった私でしたが、このアプリにハマってしまいました。
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曲やキャラについて語り合いたい!話せる友達が欲しい!という気持ちで「ツイッター」の専用アカウントを作成。ツイッターもそこまで使ったことがなかったものの、このアプリにハマったおかげでたくさんの友達??もできました。
この時すでにアラサーと呼ばれる歳w
アラサーからの二次元オタという濃ゆい日々。
新しいカードが出るたびにガチャを回し、出ない出ないと追加でどんどん課金する。
その様子をtwitterにアップすると「がんばって!」「またすごい回してるね!」などたくさん声をかけてもらえ、私の中で「重課金することがステータス」というふうになっていきました。
ゲームのイベントに行って知り合った方と話すと、「ツイッターで見たことあります!」「わー本物!」と言ってもらったりして大変調子に乗ってしまいました。
いつの間にか「カードがほしい」を通り超えて、「こんなに課金している私を認めてほしい」という気持ちに変わっていたのですね。乙女ゲームの中ではそこまで大きいジャンルではないものだったので、重課金者として認知されるのも比較的簡単だったのだと思います。
1つのカードのために22万使ったこともあり、月に10~30万くらい、このゲームに費やしていました。。。
お金も時間も奪われるソシャゲ
イベントに有利なカードをガチャでゲットして、イベントを走る。ランキング形式のイベントだと、片時も気が抜けません。どんなにいいカードを持っていても、「時間も犠牲にしないと」上位にはなれません。それがソシャゲというものです(学んだ)
私は普通にフルタイムで仕事があり、職業柄残業も多々あるのでソシャゲに割ける時間は限られます。新婚なので家事もあります。そんな中で身も心も削ってイベントに挑んでいました。
いつもより早起きしてゲーム。朝ごはんも食べずにゲーム。通勤電車でゲーム。トイレでゲーム()。帰宅して洗濯物を干している間も、野菜の皮をむいている間も、(この間にも走っているライバルがいる・・・!)と気が気ではなく、眠気に耐えながら夜もひたすらゲーム。終了前日は徹夜を決め込み、10時間ほど座椅子に座りっぱなしでゲーム(途中ちょいちょいおちた)。そのままフラフラで仕事に行き、会議の合間にゲーム。ぎりぎりまで走り続けていました。(なお自己最高順位は全国18位)
こんなにいろいろなものを犠牲にしても、まだまだ上にはたくさんいるんですよ。1位になんて到底届かない。個人的に全力を出し切ったことがとてもすがすがしかったので、ランキングイベントを走るのはもうやめよう・・・と思ったのでした。
お金には特に困っていなく、旦那も趣味に理解がある人なので何も言わないのですが(旦那はソシャゲ廃課金・・・記事はこちら)体力が限界でしたww
今でも課金はしていてガチャはするのですが、イベントに本気出すことはなくなりました。
イベントを走らないなら限定カードも意味があまりないので、このまま重課金は卒業かな、なんて思っています。
ソシャゲ課金はキリがない
どんどん新しいカードが出て、どんどん強くなっていくので、私がいままで何万もかけてきたカードも今では誰でも持っているカードに成り下がってしまいました。
ソシャゲってそもそもそういうものなのです。そうやってユーザーが新陳代謝していきコンテンツが継続していくのです。ここまで支えてきたのに、と思ったところで、私一人の課金なんて企業にとっては微々たるもので、それよりももっとたくさんの人が課金してくれるようにすることのほうが重要なのです。
期待が大きいと落胆も大きい。だからガチャも「出たらラッキー♪」くらいで回したほうがお財布にも精神的にも優しいんじゃないかなと、ここ1年半で知ることができました。
【追記】その後私は重課金を卒業しました。そのことについての記事はこちら→月20万ほどのソシャゲ重課金をついに辞めてわかった3つのこと
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